皆さんこんにちは!
スタッフの是沢です。
今回は膝痛のセルフケアをご紹介いたします。
膝痛の中でも代表的な疾患で挙げられるのは変形性膝関節症ですが
厚生労働省では変形性膝関節症についての患者数を
自覚症状を有する者で約1,000万人、
潜在的な患者(X線診断による患者数)を約3,000万人と推定しています。
変形性膝関節症とは…
加齢や体重増加などにより膝軟骨がすり減り、膝関節に変形が起きて痛みが生じる疾患です。
実際に治療院に来られる方の中でも膝に不安を抱えている方は多いように感じます。
変形していく原因には様々な要因が挙げられ、筋力不足・靭帯の緊張度の低下も関係してきます。
膝関節は安定性を高めるために曲げ伸ばしする際に軽い回旋を伴う機能が備わっています。具体的には膝が伸ばされる際には外旋していき、曲げていくと内旋していきます。
これを解剖学的には終末回旋機構と呼びます。
膝が変形していくに伴ってこの機能が働かなくなってしまうので、この機能を改善していく方法の一つを紹介します。
↑このように両手で補助を加えながら曲げていく際に内旋を誘導していきます。
この動作を10~15回くらい行うと膝の曲げ伸ばしがスムーズになっていくかと思います。
あくまで膝の動きをよくしていく一例ではありますが参考になればと思います。
膝の疾患は隣接する足首や股関節の動きも関連していることが多いです。
当治療院では全身治療を行っているので疾患がある部位だけでなく全身を調整していきます。
膝関節症でお困りの方はぜひ、当院をご利用ください!