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鍼の「ズーン」という感覚2025.07.05

こんにちは。スタッフの後藤です。

治療で鍼を打ったことのある方の中で、ズーンという重いような独特な感覚を感じたことはありますか?

そのような感覚をこの業界では「ひびき」や「得気 とくき」と表現されます。

この感覚が苦手な方もいれば、「効いてるな」と気持ちよく感じる方もいるようです。

人によっては「打ってはいけないところに打たれたのではないか」「感覚が異常なのではないか」などと心配される方もいらっしゃるかもしれません。

ですがこの「ひびき」は異常な感覚ではなく、狙った筋肉に正しく作用できている証拠なのです。

筋肉が凝り固まると、周囲にある神経が圧迫されてしまうのですが、鍼でその箇所に刺激を入れることで筋肉自体の防衛反応が起こります。その結果、筋肉が収縮して神経が圧迫されることで「ひびき」という感覚が起こります。

そのため「ひびき」が起こるということは、固まった筋肉に鍼が到達して適切に効果が出ているサインということでもあるのです。

この感覚は鍼を打った直後か、長くても数時間で消えていることが多いです。

消えた後は凝りや痛みがあった場所が楽になっていて、慣れるとリラックスして治療を受けられると思います。

ただし、ひびきが無いからといって効果が出ていないということでもありません。

体質による感覚の個人差や、体調によっても違いが出るため注意が必要です。

※鍼が苦手であったり不安な方は、マッサージやお灸など、他の施術によっても同じような効果が出せるので、いつでもお気軽にご相談ください。

田無本院

関根スポーツマッサージ治療院

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