当院に所属するトレーナーを全6回で紹介していく企画です。
第1回目は是沢賢治さん。
2022年に国家資格を取得し、現在トレーナー歴2年になります。
お話を聞いて行くにつれ、素直で素朴な人柄と、患者さんと真摯に向き合おうとする姿がとても印象的でした。
- こんにちは!今日は宜しくお願いいたします。
はい、こちらこそよろしくお願いいたします。
- まずは出身を教えてください。
生まれは京都ですが、父の転勤の関係で育ったのは福岡県北九州市です。
- 家族構成を教えてください。
4人家族です。両親と6歳上の姉が一人います。
- 子供時代はどのような感じでしたか。
お笑い芸人になりたかったくらい、人前に出る事に抵抗がないような積極的な子供でした。
- これまでのスポーツ歴を教えてください。
初めてのスポーツは水泳です。その後、小学校4年でサッカーを始め、中学時代はサッカーに夢中になりました。
しかし入学した高校のサッカー部は、あまり真面目に取り組んでいない部だったので、何か別のスポーツをやってみたいと思うようになりました。持久力に自信があったので陸上長距離を選びました。
- 高校を卒業して愛知県の大学に進学したとの事ですが、大学生活はいかがでしたか。
今まで育った環境とは全く違う環境で、初めての一人暮らしをしました。
初めて親元を離れたので、一人で生活する大変さと両親のありがたさを感じました。
- この仕事を選ぶきっかけは何だったんでしょうか。
本当は大学でもう一度サッカーをやりたいという気持ちがありましたが、今の自分のレベルではプロにはなれないだろうと感じていました。将来を考えた時、自分はサッカー選手にはなれないけれど、これまでずっとスポーツに関わってきたので、スポーツに関わる仕事がしたいと思いました。
自分が選手の時とはまた違った関わり方でチームに携わりたいという思いから、大学時代は学生トレーナーとして、チームをコンデション面から支える立場になりました。この時にチームに関わる喜びと大変さを経験し、職業として選択しました。
- 関わる喜びについてもう少し具体的に教えてください。
自分が関わることでチームが勝った時や、選手達が喜んでいる姿を見ると、自分が選手でやっていた時の喜びよりも倍の喜びがあります。そこにとてもやりがいを感じます。
- では、逆に大変なところはどんなところでしょうか?
選手より早く現場に入って準備をしたり、夜遅くまで残り選手のケアを行ったりするときです。
- 自分をどんな性格だと思いますか。
物事に一生懸命取り組み、感謝の気持ちを持っている。普段はあまり怒る事はなく優しい性格だと思います。
- 得意な治療は?
自身の選手時代からも含め長くスポーツの現場に関わってきたので、スポーツ障害が得意です。
サッカー経験があるので特に足首と膝には自信を持っています。
- 治療するうえで大事にしていることは何ですか?
コミュニケーションです。結果を出し喜んでいただけるように、しっかりと問診を行い、患者様が何を求めているかを聞きながら治療を行うようにしています。
- なぜ東洋医学に興味を持ちましたか。
西洋医学とは違った視点から人の身体を診ることが出来るところに興味を持ちました。
西洋医学ではなかなか改善しにくいような症状も、東洋医学(針やお灸)で治せる場合があります。東洋医学で治療の幅を広げて、自分の引き出しを増やしたいです。
- なぜ人を治療することに興味がありますか?
ただマッサージ(施術)するだけよりも、患者さんと良くコミュニケーションをとりながら治療すると良い方向へ向かいます。そこが大変興味深く面白いです。
- これまで自分の人生を変えた出会いはありますか。
中学時代の部活動の顧問です。感謝する心を教えて頂きました。
- 治療でベストパフォーマンスを発揮するために、自身の体調をどのように管理していますか。
なるべくストレスを溜めないようにしています。
良い睡眠が得られるように、こだわりの枕を使っています。何個か試してみて今使っているのは、頭に良くフィットする柔らかめのものです。
- 最後に。将来はどのような治療家になりたいですか。
人から感謝され必要とされる治療家になりたいです。
スポーツをやっている人もやっていない人とも、色々な人と幅広くコミュニケーションをとりながら、楽しく治療が出来るようになりたいです。
- 素晴らしいですね。頑張ってください。今日はありがとうございました。
ありがとうございました。